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院長コラム

ミネラルまとめ

こんにちは。
毎日うだるような猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか。
暑さが厳しい時は外出を避け、外出する際はこまめに休憩や水分補給
をして熱中症や脱水症にはくれぐれもご注意下さい。
体調や気分が優れない場合は、無理をせず早めに医療機関を受診するようにして下さいね。

さて、第17回~第32回までのミネラルの特集はいかがでしたでしょうか。
今回はミネラルのまとめになります。
ビタミンと同様にミネラルも、各ミネラル同士が相互に関係し合いながら働くため、バランスよく摂ることがとても大切です。
ミネラルは体内で合成することは出来ませんので食事から摂取することが必要ですが、ミネラルは有効な働きをする量と毒性の現われる量の幅が狭く、欠乏しても過剰であっても健康に影響が出てしまいますので、特に食事以外の方法で摂取する場合は注意して下さいね。ミネラルの正しい知識を持ち、自分の食生活に合わせてバランスよく補って行きたいですね。
 
分類
種類(元素記号)
過去のコラム
多量元素 カルシウム(Ca)
第18回
リン(P)
第19回
カリウム(K)
第19回
イオウ(S)
第20回
塩素(CI)
第21回
ナトリウム(Na)
第22回
マグネシウム(Mg)
第23回
微量元素 鉄(Fe)
第24回
亜鉛(Zn)
第25回
銅(Cu)
第26回
ヨウ素(I)
第27回
セレン(Se)
第28回
マンガン(Mn)
第29回
モリブデン(Mo)
第30回
クロム(Cr)
第31回
コバルト(Co)
第32回

次回からは、少しずつですが、頭と顔の経絡(ツボ)のお話をさせて頂きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いたします。

コバルト(Co)について

こんにちは。
不順なお天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、微量元素のコバルト(Co)についてお話します。

コバルトは、骨髄での造血に不可欠な物質で、ビタミンB12の構成成分です。そのため、コバルトの作用もビタミンB12に準じ、悪性貧血や、神経の働きを正常に保つなどの働きをします。

コバルトのみを摂取しても体にとって有効な作用は見られないので、摂取する場合はビタミンB12として摂取しましょう。通常の食生活をしていれば、欠乏症や過剰症の心配はとくにありませんが、ビタミンB12は体内で合成されませんので、胃の手術をした方や吸収力の低下している方は注意してください。

コバルトを多く含む食品は、ビタミンB12を多く含む食品で、牛・豚・鶏レバー・カキ・ハマグリなどです。

今回で「各ミネラルの役割」の特集は終了です。
第17回からこれまで続けてきましたミネラルの特集も、次回のまとめを最後に終了いたします。
また新しい特集が始まりますので、どうぞよろしくお願いたします。

【8月のお盆休みのお知らせ】
8月13日(月)~16日(木)は休診とさせていただきます。
尚、8月17日(金)からは平常通り診療いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

クロム(Cr)について

こんにちは。
うっとうしい空模様が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、クロム(Cr)についてお話します。

クロムは、体内に微量しか存在していませんが、インスリンの働きを助ける重要なミネラルで、血糖の調整をしたり、脂質の代謝を促したり、中性脂肪やコレステロール値を正常に保つなどの働きをしています。
また、人体に有用なクロムは三価クロムで、環境汚染物質のクロムは六価クロムです。六価クロムは強い酸性を持つ有毒物質ですので、三価クロムとは別の物質になります。

クロムは必要量が極めて微量な為、欠乏することはほとんどありませんが、欠乏すると、血糖値の上昇、糖尿病、動脈硬化、高コレステロール血症などを引き起こすことがあります。過剰症の心配は特に必要ありません。糖尿病の治療薬を服用している方が摂取する場合はかかりつけの医師に相談するようにしてくださいね。

クロムの食事摂取基準は、成人男性30~40μg /日、成人女性25~30μg /日で、クロムを多く含む主な食品は、牛・豚レバー、イワシ、チーズなどです。
次回は、コバルト(Co)についてお話します。

冷房をつけることも多くなってきたと思いますが、時々換気をして部屋の空気を入れ替えるようにして下さい。また、冷房のかけすぎや、つけたまま寝て寝冷えなどしないように気をつけてくださいね。

【7月の診療のお知らせ】
    7月21日(土)は学会出席の為、休診とさせていただきます。
    尚、28日の第四土曜日は平常通り診療いたします。
【お盆休みのお知らせ】
8月13日(月)~8月16日(木)まで、休診とさせていただきます。
尚、8月17日(金)からは平常通り診療いたします。


どうぞよろしくお願いいたします。

モリブデン(Mo)について

こんにちは。
7月になりましたね。日ごとに暑さが増しているように感じます。いかがお過ごしでしょうか。
今回は、モリブデン(Mo)についてお話します。   

モリブデンは、尿酸の生成に関係する酵素の成分として重要な働きをしているミネラルです。他にも糖質や脂質の代謝を助ける、造血に働く、銅の排泄を増やすなど様々な働きをしています。

モリブデンは、普通の食生活をしていれば欠乏症や過剰症の心配はありませんが、不足した場合は貧血、疲労、尿酸代謝障害などになることがあります。また、大量に摂取した場合は毒性が現れたり、尿酸値が高くなることがあります。

モリブデンの食事摂取基準は、成人男性25μg /日、成人女性20μg /日。上限は230~320μg /日です。モリブデンを多く含む主な食品は、牛レバー、牛乳、チーズ、ヨーグルト、ヒジキ、納豆、大豆、そば、玄米などで、レバー・豆類などに多く含まれます。
次回は、クロム(Cr)についてお話します。

夏は汗も掻きますし、日焼け止めもよく利用することになります。クレンジングやウォッシングを丁寧に行って、化粧や汚れをしっかり落とすようにして下さいね。お肌に残ったままだとトラブルの原因になりますので注意して下さい。

【7月の診療のお知らせ】
7月21日(土)は学会出席の為休診とさせていただきます。
なお、28日の第四土曜日は診療いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

マンガン(Mn)について

こんにちは。
梅雨の時期になり、湿度の高い日も多くなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は、マンガン(Mn)についてお話します。

マンガンは特に肝臓、すい臓、毛髪に多く存在しています。糖質・脂質・たんぱく質の代謝に役立ち、エネルギー作りに関係している他、抗酸化作用のある酵素の構成成分としても重要です。細胞表皮の保護、骨の形成を助ける、記憶力を高める、疲労やイライラをやわらげる、ホルモン分泌を活性化させるなど様々な働きをしています。

普通の食生活をしていれば、過剰症も欠乏症も心配はありません。ただ、欠乏した場合は、骨の発育低下、性ホルモンの合成低下、糖尿病などの原因になることがあります。また、体内に大量に入った場合は中毒を起こすことがありますので、サプリメントなどを利用する場合は製品ごとに定められた量を必ず守って利用してください。
多量のマンガンは有害ですが、微量のマンガンは必須の栄養素になります。インスタント食品や外食の多い方にはおすすめのミネラルです。

マンガンの食事摂取基準は、成人男性4.0㎎/日、成人女性3.5㎎/日。上限は11㎎/日です。マンガンを多く含む主な食品は、カキ、アサリ、干し柿、クルミ、抹茶、煎茶、そば、玄米などで、植物性食品に多く含まれます。
次回は、モリブデン(Mo)についてお話します。

日差しに夏を感じるようになり、汗をかくような日も増えましたね。紫外線対策はしっかり行って下さい。また、汗はお肌の刺激になりますので、こまめに拭き取るなどケアして下さい。

セレン(Se)について

こんにちは。
すがすがしいお天気の日々が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。
今回は、セレン(Se)についてお話します。

セレンは、ビタミンCやビタミンEと同様に高い抗酸化力をもっています。主な働きとしては、過酸化脂質の分解に働き、特にビタミンEと共に血液の流れを改善する、免疫機能を高める、血管の老化を防ぐ、ガンを抑制する、更年期障害を改善する、目を守るなど、様々働きをしています。

セレンが不足した場合は、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなり、活性酸素の影響で老化も早まります。心臓病、動脈硬化、筋力の低下、枝毛・フケ・シミが増えるなどの症状の原因になることがあります。
過剰摂取した場合は、爪の変形、脱毛、吐き気・嘔吐などの中毒症状を起こす危険性があります。
日本人の普通の食生活をしていれば、不足や過剰摂取の心配はほとんどありませんが、セレンは、体に有効に働く量と中毒を起こす量の幅が狭いので、食品以外から摂取する場合は注意が必要です。製品ごとに定められた量を必ず守って利用してくださいね。

セレンを多く含む食品は、魚介類、海草類、穀類、肉類などで、主な食品は、牛肉、牛・豚レバー、イワシ、タラ、カニ、ネギ、玄米などです。セレンは、ビタミンEと一緒に摂ると効果的です。
次回は、マンガン(Mn)についてお話します。

麻疹が流行しています。体調に異常を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにして下さい

リセルクリニック
院長 盛 隆之

ヨウ素(I)について

こんにちは。
暑いくらいの日も多くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。
今回は、ヨウ素(I)についてお話します。

ヨウ素は、甲状腺ホルモンの合成になくてはならないミネラルで、成人の体内にあるヨウ素のほとんどは甲状腺に存在しています。
基礎代謝やエネルギー代謝に不可欠で、精神活動を活発にする働きもあります。髪や皮膚、爪を健康に保つ働きや、呼吸促進、成長期の発育を促進するなど多彩な働きをしています。

海産物があまり取れない国ではヨウ素が不足することがありますが、日本人はヨウ素を豊富に含む海草や魚介類をよく食べるので、欠乏症の心配は少ないといわれています。欠乏した場合は、甲状腺機能の低下や慢性疲労、脱毛、皮膚のトラブル、低血圧、子供の場合は発育不全などの症状がでることがあります。過剰摂取の場合も、同じように甲状線異常を起こす可能性があります。
ヨウ素の食事摂取基準は、成人男女とも約150μg /日で、上限は3000μg/日です。
ヨウ素が多く含まれる主な食品は、昆布、ワカメ、イワシ、サバ、カツオなどで、海草や魚介類に多く含まれています。

次回は、セレン(Se)についてお話します。
ミネラルの特集も残すところあと5回になりました。特集の内容で何かご要望があれば、是非お聞かせ下さい(^_^)

日差しもだいぶ強くなってきました。お出掛けになるときは、日焼け止めや帽子などで紫外線対策をしっかり行って下さいね。

【5月の診療のお知らせ】
5月19日(土)は学会出席の為休診とさせていただきます。
また、5月に限りまして26日の第四土曜日は診療いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

銅について

こんにちは。
あっという間に葉桜の季節になってしまいましたね。いかがお過ごしでしょうか。
今回は、銅(Cu)についてお話します。

銅は、赤血球のヘモグロビンの合成や正常な造骨作用に不可欠なミネラルで、腸からの鉄の吸収を助ける働きもあります。鉄と相互に作用しているので、銅が欠乏すると貧血になる場合があり、鉄欠乏性貧血の治療の際に微量の銅
が配合されることがあります。また、皮膚や髪の色を保ったり、血管を丈夫にしたり、多くの酵素の成分となって多くの代謝に関与するなどさまざまな働きをしています。

銅はさまざまな食品に含まれているので、欠乏症の心配はほとんどありませんが、欠乏した場合は貧血を起こしたり、白髪や髪のちぢれ、骨に異常が現われたり することがあります。普通の食事をしていれば過剰症の心配も特にいりませんが、サプリメントなどを利用する場合は製品ごとの摂取量を守ってください。

銅の食事摂取基準は、成人男性で約0.8㎎/日、成人女性は約0.7㎎/日で、上限は10㎎/日です。銅が多く含まれる主な食品は、牛レバー、卵黄、スルメ、カキ、干しエビ、大豆、カシューナッツ、ココアなどです。

次回は、ヨウ素(I)についてお話します。
新しい環境で生活を始められた方も多いのではないでしょうか。環境の変化やストレスの影響で、体調やお肌の調子は崩れやすくなりますので、食事・睡眠をしっかりとって、お肌のケアも丁寧に行ってくださいね。ストレス発散も大切ですね。

亜鉛について

こんにちは。
桜の便りもちらほらと聞かれる頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。
今回は、亜鉛(Zn)についてお話します。

亜鉛は微量元素ですが、亜鉛を必要とする酵素は多く、大変重要なミネラルです。亜鉛の働きは、核酸・タンパク質の合成に関与したり、細胞分裂に関与、ビタ ミンCとともにコラーゲンの合成に関与、インスリンや成長ホルモン・性ホルモンなどの構成に関与、味覚・臭覚を正常に保つなど多岐に渡っています。

普通の食事をしていれば、亜鉛の過剰症や欠乏症の心配ありませんが、加工食品に頼りすぎたり、偏った食事を続けていると亜鉛不足になり、子供では成長障 害、成人では味覚障害・皮膚炎・脱毛・傷の回復の遅れなどの症状が起きることがあります。免疫力が落ちて感染症にもかかりやすくなります。大量に摂取して しまった場合は、急性中毒を起こすことがありますので、サプリメントなどを利用する場合は製品ごとの摂取量を守ってください。

亜鉛の食事摂取基準は、成人男性で約9㎎/日、成人女性は約7㎎/日で、上限は30㎎/日です。亜鉛が多く含まれる主な食品は、カキ、タラバガニ、ウナギ の蒲焼、牛肉、海草、豆類などです。亜鉛は吸収されにくいミネラルですが、ビタミンCやクエン酸と一緒に摂ると吸収されやすくなりますので、例えば、カキ にレモンをしぼる組み合わせは理想的ですね。

次回は、銅(Cu)についてお話します。
日ごとにあたたかさを増しているとはいえ、思わぬ春寒に体調を崩さないようにされてください。
紫外線も強くなり始めていますので、UVケアは忘れずにしっかり行って下さいね。

鉄について

こんにちは。
3月を迎えたとはいえ、まだ春浅い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、鉄(Fe)についてお話します。

鉄は成人の体内に4~5g存在しますが、その約60~70%は血液中の赤血球のヘモグロビンと筋肉中のミオグロビンというタンパク質の構成成分になってお り、残りの30~40%の鉄は、肝臓や骨髄、脾臓、筋肉などに貯蔵されています。赤血球のヘモグロビンの構成成分として鉄は、酸素を全身の組織に供給する 大事な役割をし、成長促進や免疫にも関与しています。また、酵素の構成成分でもあり、エネルギー代謝において重要な働きをしています。

鉄が不足した場合は、鉄欠乏症貧血を起こしやすく頭痛・動悸・食欲不振・疲れやすいなどの症状が出現し、胃腸障害や神経過敏などになりやすくなります。月経のある女性や妊娠されている方は不足しやすいので注意が必要です。
また、普通の食事をしていて鉄を摂り過ぎることはありませんが、サプリメントなどで摂取する場合は製品ごとの摂取量を守って利用してください。

鉄の食事摂取基準は、成人男性で約7.5㎎/日、成人女性は約10.5㎎/日で、上限は40~55㎎/日です。鉄が多く含まれる主な食品は、牛・豚レ バー、鶏卵、カツオ、ガンモドキ、菜の花、小松菜、ヒジキなどです。鉄には、動物性食品に含まれるヘム鉄と植物性食品に含まれる非ヘム鉄があります。ヘム 鉄の方が吸収率が高く、非ヘム鉄の吸収率は低いのですが、非ヘム鉄の場合ビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップします。

次回は、亜鉛(Zn)についてお話します。
花粉症の方は、家に入る前に花粉を落とすことを忘れないようにしてください!また、カーテンや布団など室内もこまめに掃除して、アレルギー物質を出来るだけ取り除くように心がけてくださいね。
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